視力矯正手術の一つ
【レーシック】
手術時間が両眼で約10分~20分、短時間で手軽に裸眼生活が手に入り、クリニックによっては検査した日に手術が可能な裸眼矯正手術レーシック。
『自分の眼はレーシックに向いている?』『レーシックをする価値はある?』と悩んでいるあなたへ。
実は、レーシック手術は全員が受けられるわけではありません。
この記事では【レーシックが向いている人の特徴7つ】を眼科の検査員(視能訓練士)として約8年の勤務した私がお伝えします。
私自身、レーシック手術を約15年程前に受けた経験があります。
眼鏡やコンタクトレンズの生活から解放されたい方
起きたら眼鏡やコンタクトが必要なくらい不便な生活を送っている方は、手術後裸眼で見える生活になるとわずらわしさから解放され、『手術をして良かった』と喜ぶ方が多いです。

20代~30代で老眼の心配がない方
一般的に年齢とともに目の中の筋肉が老化し、40代半ばから老眼の症状が始まります。
しかし、元々軽度の近視の場合、近くにピントが合いやすい=老眼が感じにくいというメリットがあります。
軽度近視をレーシックでなくすと、遠くはピントが合いやすくなりますが、今まで見えていた近くにピントが合いにくくなります。
このような理由から、老眼が始まる前の20代~30代に手術をする方がレーシック後の満足度が高いです。

近視度数が軽度から中等度の方
強度の近視の場合、レーシックが適応になっても手術後に近視が戻る可能性が高くなります。
その方の眼の度数によっては、レーシックよりICL(眼内コンタクトレンズ)を受けた方が手術後の近視の戻りが少ない可能性があります。
レーシックは軽度や中等度の度数の方に向いている手術です。
コンタクトや眼鏡の処方箋をみるとSの横に数字が書いてあります。そこが近視の度数となります。
軽度近視めやす→S-2.75D以下
中等度近視めやす→Sー3.00D以上-5.75D以下
強度近視めやす→S-6.00D以上
私自身は手術をする前、S‐4.25Dの中等度近視、視力は両眼0.06でしたが手術後は両眼1.5の視力に向上し現在も維持してます。
角膜の厚みが十分ある方
レーシックは角膜にレーザーを当て、元々の角膜を削り屈折を変化させる手術です。
角膜の厚みには個人差があり、残さないといけない厚みが決まってます。
角膜がもともと薄い方や眼の度数が強い方は削る量が多くなり、手術ができない可能性があります。
適応検査時に角膜の厚みを調べます。角膜の厚みに余裕があるか調べます。
角膜の形状に問題がない方
円錐角膜と言い、角膜が突出している形状の場合は手術が難しい可能性があります。
適応検査時に角膜の形状を調べる検査を行い、医師が問題ないか判断します。
夜の運転頻度が低い方
夜の運転時は手術後にハローグレアが起きる可能性があります。
ハローグレアとは、夜の運転時、ヘッドライトの周りや街頭の明かりの周辺がにじんで見える症状です。
手術後数カ月で気にならなくなるという方が多いですが、長期で気になる方もまれにいるので夜の運転頻度が高い方は、手術を受けるか慎重に検討しましょう。
忙しい方
裸眼生活の一番のメリットは、眼鏡やコンタクトレンズを装着する煩わしい生活から解放され時間短縮になることです。
朝の支度を1秒でも時間短縮したい方におすすめの手術です!
まとめ
今回お伝えしたレーシック手術が向いている特徴7つに該当している方は、手術を受けると満足度が高い傾向にあります。
- 眼鏡やコンタクトレンズの生活から解放されたい方
- 20代~30代、老眼の心配がない方
- 近視度数が軽度から中等度の方
- 角膜の厚みが十分ある方
- 角膜の形状に問題がない方
- 夜の運転頻度が低い方
- 1秒でも時間短縮したい方
レーシックの歴史をさかのぼると、1995年にアメリカのFDA(食品医薬品局)から許可され、日本では2000年に厚生労働省がエキシマレーザーの使用許可がでている視力矯正手術。
症例数も増えてきた今、裸眼でクリアな世界を手に入れたい方におすすめの手術です。
これから手術を受けるか検討している場合、まずは適応検査のご予約が必要です。
適応検査でどの手術が自分の眼に適しているか理解し、疑問点や不安なことが解消できてから手術を受けるか決断をしましょう!
品川近視クリニックは症例数トップクラス、132万症例全国に5院(東京院、梅田院、名古屋院、福岡院、札幌院)
\無料検査予約は公式HPから/
レーシックのメリットとデメリットを体験談を知りたい方はこちらの記事をご覧ください!

ICL(眼内コンタクトレンズ)のメリットとデメリットを知りたい方はこちらの記事をご覧ください!

レーシック手術中は痛みはあるの?手術中見えるの?手術中の大切な注意事項は、こちらの記事をご覧ください。
