眼鏡やコンタクトを使用して生活をしている方にとって裸眼生活、憧れますよね。
最近話題の視力矯正手術
ICL(眼内コンタクトレンズ)
2022年10月、桐谷美玲さんがICLを受けてニュースに取り上げられました。
数年前には、指原莉乃さんやきゃりーぱみゅぱみゅさん、ダレノガレ明美さんが手術を受けて良かったと公言されてます。
ICLについて、インターネットやSNSで検索すると、どの情報を信用したら良いか判断が難しいですよね。
この記事を書いている私は、眼科の検査員(視能訓練士)として、約8年眼科で勤務経験があります。
自身も約15年程前に視力矯正手術レーシックを受けました。
(私の場合は中等度近視だった為、当時レーシックを選択しました。)
『裸眼生活に憧れるけど、ICLは怖い。本当に安全な手術なの?』
そのように疑問を持っているあなたに。
ICLのメリットとデメリットをわかりやすくお伝えします!
この記事を読むとICL(眼内コンタクトレンズ)の正しい情報がわかります。

ICL(眼内コンタクトレンズ)のデメリット4つ
ここではICLのデメリット4つをお伝えします。
メリットだけではなく、デメリットも理解した上でICLの手術を受けるか検討することをおすすめします。
費用が高い
レーシックに比べ、どのクリニックも費用が高いです。
その理由は、レンズ自体が高い為と言われてます。
また、乱視の度数により乱視用のレンズが向いている方もいます。
乱視用に該当した場合、通常のレンズよりより高額になる可能性があります。
病院によっては執刀する医師により、料金が変わるクリニックがあります。
自由診療なので、クリニックによって価格が異なります。
適応検査から手術までに時間がかかる
ICLは眼内に小さな人工のレンズを挿入する手術なので、レンズの発注が必要になる場合があります。
その為手術までに時間がかかる可能性があります。
(目の度数やそのクリニックにより、発注期間は異なります。目安として数週間~数カ月程度)
LASIKは検査から手術までの期間が短期間です。検査当日に手術可能なクリニックもあります。
ハローグレア
ハローグレアとは、夜、運転時のヘッドライトや街頭の明かりの周りがにじんで見える症状です。
手術後、あまり気にならない方もいれば、数カ月くらいたつと気にならなくなるという方が多いです。
ハローグレアは個人差があります。夜の運転が多い方は慎重に手術するか検討しましょう。
ごくまれに起きる可能性がある合併症
レーシックは眼の表面(角膜)にレーザーをあて、屈折を変える手術ですが、ICLは水晶体の手前に人工のレンズを入れる手術になるのでごくまれに合併症の可能性があります。
角膜内皮細胞の減少
眼内にレンズを挿入するので角膜内皮細胞の減少リスクがごくまれにあります。
角膜内皮細胞は加齢やコンタクトレンズの長期装用でも減少しますが、眼内の手術でも減少するリスクがあります。
レンズのずれ
その患者さんの眼に合わせたレンズのサイズや度数を適応検査で決めることとなります。
まれに起きるレンズのずれが万が一手術後に生じた場合は医師の判断により、レンズの回転や傾きは、レンズの位置調整、レンズサイズの交換を行う可能性があります。
白内障、緑内障、眼圧の上昇
可能性はかなり低いですが、ICLレンズと水晶体が接触し白内障になる可能性があります。
またごくまれに眼の中の水の流れがICLのレンズを入れたことにより流れにくくなり眼圧が上昇する場合があります。
こういった場合は医師の判断で点眼や点滴による処置を行う場合があります。
注意点
40歳以降で軽度の近視の場合、通常のICLをすると遠くの見え方は快適になる可能性が高いですが、老眼の症状が早まったように感じる場合があります。
軽度の近視がある場合、近くはピントが合いやすいです。しかし、手術をして遠くにピントを合わせると近くが見えにくくなる可能性が高いです。
元々遠視の場合は、手術後近くの見え方が今よりは見えやすくなる可能性があります。ただし、この場合もずっと老眼鏡が不要になるわけではないです。
ICL(眼内コンタクトレンズ)のメリット6つ

軽度の視力矯正が可能なレーシックに対し、中等度から強度の近視矯正はICLが推奨されてます。
強度の近視でも、近視が戻りにくく手術後の見え方の質が高い
強度近視の場合でもICLであれば長期にわたり目標の視力を維持する可能性が高い為、満足度が高いです。
レーシックだと近視の戻りが心配な場合でもICLであれば近視が戻りにくいです。
強度近視でも適応になる可能性が高い
レーシックは強度近視の場合、手術が難しい場合がありますがICLは適応範囲が広い為
手術が受けられる可能性があります。※ICLも適応条件があります。
・角膜の削る量が増える
・見え方の質が落ちる可能性が高い
・近視の戻りが起きやすい
・目標視力に到達しにくい
ドライアイになりにくい
レーシックのように角膜にレーザーをあてる手術ではないので、レーシックに比べるとICLはドライアイがおきにくいです。
コンタクトレンズの装用が原因でドライアイを起こしている場合、ICLの手術後にドライアイの改善が期待できる場合があります。
ただし、ドライアイの症状をなくす手術ではないです。
万が一合わなかった場合、取り出せる
レーシックは角膜をレーザーで削るので、もとに戻せないデメリットがありますがICLは万が一取り出したくなった場合医師の判断によってレンズを取り出すことができます。
加齢とともに将来白内障の手術が必要になる方がいます。その場合もレンズを取り外すことができます。
時間短縮ができ、生活の質が向上する
裸眼生活の一番のメリットは時間短縮になることです。
朝からコンタクトや眼鏡を装着する手間が省けます。
災害時など、急いでいる時でも裸眼だと安心!
地震大国の日本、災害時は眼鏡やコンタクトがみつからない、または破損するリスクがあります。
裸眼生活になってからはそのような心配もなくなりました。
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まとめ
この記事ではICLのメリット6つとデメリット4つ、注意点をお伝えしました。
『お金がたまったので、手術を受けにきました!』と来院してから、手術が適応にならなかったといってがっかりして帰る方が意外と沢山いらっしゃいます。
まずは無料の適応検査を受け、手術が適応か調べましょう。
適応検査に行く際は検査やカウンセリング、診察時に疑問点や不安なことを全て解消しましょう。
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大手視力矯正クリニック品川近視クリニックと先進会眼科の比較記事はこちらをご覧ください。

レーシックとICLの違いと手術時のポイントや注意事項はこちらをご覧ください。

レーシックやICLの適応検査前、コンタクトを外す期間はソフトコンタクトは3日前から、ハードコンタクトは2週間前からです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

レーシック手術中は痛みはあるの?手術中見えるの?手術中の大切な注意事項は、こちらの記事をご覧ください。
