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【レーシック手術を受けることができない6つの理由】視能訓練士がお伝えします

視力矯正手術の一つ


【レーシック】

裸眼生活に憧れる方にとって、両眼で約10分~20分で終わるレーシック憧れますよね。

『レーシックを受けるお金が貯まったので、検査に来ました!』という方の中で、いざ適応検査を受けると手術ができる条件ではなくがっかりして帰る方が意外と沢山いらっしゃいます。

この記事を読むと【レーシックを受けることができない6つの理由】について知ることができます。

眼科の検査員(視能訓練士)と
して約8年勤務し、
自身もレーシック手術を
約15年前に受けた
私がこの記事を書いてます。

角膜の厚みが薄い場合

レーシックの適応検査で角膜の厚みを調べます。

その際、角膜の厚みが薄い場合は手術が難しい可能性があります。

レーシックはレーザーで角膜を削る手術です。

角膜を残す量は基準があります。
つまり、残す量が足りない場合はレーシックが難しいです。

角膜が薄い場合でも、
ICL(眼内コンタクトレンズ)は
適応になる可能性があります。

近視や乱視の度数が強度の場合

近視がS‐6以上の場合(乱視の度数による)はレーシックが難しい可能性が高いです。

近視や乱視が強い程、角膜を削る量が多くなる為です。

また強度近視、強度乱視の場合、近視が戻ったり残ったりする可能性が高い為手術が難しいです。

強度の近視(S-6.00以上)でも
ICLは見え方の質は
良い可能性が高いです。

角膜の形状がいびつな場合(円錐角膜)

円錐角膜(前方に角膜がとがった形)と診断された場合は手術が不可となります。

裸眼で眼を見ても円錐角膜かはわかりませんが、検査をするとわかります。

円錐角膜の方でも、ICLが
適応になる可能性があります。

眼疾患や全身疾患がある場合

全身疾患がある場合や眼疾患(白内障、緑内障など)がある場合は、手術を受けられない可能性があります。

全身疾患は、主治医が記載した診療情報提供書が必要な場合があります。

その診療情報提供書を眼科の医師が確認した上で手術の可否を検討する可能性があります。

全身疾患の診断を受けた場合や
通院中の方は事前に
診療情報提供書が必要か
判断が難しい場合は
適応検査を受けるクリニックに
確認するとスムーズです。

妊娠中、授乳中の場合

妊娠中や授乳中の場合やホルモンの薬を服用されている場合は、眼の度数(屈折値)が安定しないことがあるのでレーシックはできない可能性があります。

ICLも妊娠中、授乳中は
同じ理由できない
可能性があります。

18歳未満の未成年の場合

18歳未満の未成年は手術が不可です。

理由は18歳未満の場合、眼球が発達する可能性があり、近視や乱視が進行する可能性が高いからです。

せっかくレーシックをしても視力が低下してしまう可能性がある為、近視や乱視の度数変動がないことを確認した上で18歳以上の方は手術ができます。

ICLも18歳未満は
同じ理由で手術ができません。

まとめ

裸眼生活に憧れてレーシックを受けたくても、このような理由でレーシックが出来ない可能性がいます。
 

レーシックができない6つの理由
  1. 角膜が薄い場合
  2. 近視乱視の度数が強度の場合
  3. 角膜の形状がいびつな場合
  4. 眼疾患や全身疾患がある場合
    (診療情報提供書を医師が確認し、適応になる方もいます)
  5. 妊娠中、授乳中の場合(※クリニックや医師の判断による)
  6. 18歳未満の場合


またレーシック手術ができない方でも、ICLであれば手術が可能なケースがあります。

レーシックが適応か、ICLが適応か判断するには眼科で適応検査が必要になります。

手術に興味がある場合は
まず自分の眼は、どの手術が
適応か調べてから手術を
受けるか決めましょう!

品川近視クリニックは症例数トップクラス、132万症例全国に5院(東京院、梅田院、名古屋院、福岡院、札幌院)。

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